銀行カードローンの審査はどうなっているの?

金利の安さや総量規制対象外など利用するメリットが大きい銀行カードローンですが、その反面、審査は厳しめになっているというのが世間一般の認識です。銀行といえばお堅いイメージがあり、かつての銀行キャッシングもそういったイメージ通りの面がありました。

現在はかなり改善されてきてはいるのですが、それでも消費者金融カードローンに比べると審査は大変といえるかもしれません。消費者金融カードローンの審査は、消費者金融本体のひとつだけです。それに対し、銀行カードローンの場合は審査がふたつあります。

ひとつは銀行本体の審査、そしてもうひとつは保証会社の審査です。銀行は預金者の預金を元本保証しなければいけないので、リスクをとった経営はできません。

そのため、カードローン経営にも保証会社をつけ、保証料を支払うかわりに、万が一長期の延滞になったときは保証会社から返済金を受け取れるシステムになっています。保証会社にとっても誰に融資するかは経営上、重要なポイントなので審査に参加しているのです。

ただ、この保証会社は消費者金融や信販会社が務めていることがほとんど。審査基準もそれらに準じたものになっています。そして、融資できるかどうかを最終的に判断するのは銀行なので、保証会社がついているからといって、審査の難度が上がるということはありません。

その点は心配しなくてもよいでしょう。

銀行カードローンの審査通過率は消費者金融より低い?

銀行カードローンは消費者金融に比べて審査に通りにくいというイメージがあります。審査結果には個人差がありますから、審査を受ける人全員がそうだとは言い切れませんが、やはり銀行カードローンのほうが難度は高めです。それは審査通過率にも現れています。

消費者金融カードローンに関しては、審査通過率がデータとして公表されています。それによるとおよそ40%~50%となっています。

銀行カードローンの審査通過率は公表しているところが少ないので平均の比較は難しいですが、ある銀行カードローンが公表しているデータによれば40%を切っています。

銀行カードローンの中でも比較的審査に通りやすいところでその数値なので、銀行カードローンの審査通過率は平均で3割程度になっているのではないでしょうか。そうだとすれば、銀行カードローンの審査通過率は消費者金融より低いと言わざるをえないでしょう。

「半分も審査を通過できていないのか」と驚かれる方もおられるでしょうが、これはあくまで申し込み全てを通算した結果であることに注意が必要です。カードローン審査にはさまざまなルールがあるため、闇雲に申し込んでも落ちることが多くなります。

逆に事前に準備をきちんと行えば、審査通過率はグンと上がります。申し込みをする前にカードローンの特徴を知り、適切なカードローン選びをすることが大切なのです。

銀行カードローンの審査に通過するには

銀行カードローンといえど、審査基準自体は消費者金融カードローンと違いはありません。何か特殊な条件が必要というわけではなく、返済能力や信用情報に問題がないかどうかが主に調べられます。総量規制対象外なので総量規制に引っかかることはありません。

もっとも重要になるのはやはり返済能力です。収入、職業のほか、家賃や住宅ローン、他社借入の返済などが審査の対象となります。それらを計算して毎月どれだけの金額を返済に回せるかを算出し、そこから融資可能額が導き出されます。

他社借入の件数が多ければ即アウト、という意見もあるようですが、最終的にはどれだけの返済能力があるかが問われるようになっています。

とはいえ、やはり他社借入は少ないほうがいいので、返済が済みそうな借り入れがあれば追加返済などを使って返済を終えてしまうほうが審査で有利になります。また、返済を終えてもカードローンの場合は限度額が残ったままです。

これはいつでもお金を借りられることを意味するので、銀行としては借り入れと同じようにみなす場合があります。支障がなければ返済が済んだ不要なカードローンは解約してしまってもよいでしょう。

なお、信用情報に問題があった場合、審査否決になりやすいのは銀行カードローンも消費者金融カードローンも同じです。過去にキャッシングの延滞がなかったか、債務整理の経験はないか、等をチェックしておきましょう。